
オーストラリア戦でのビッグセーブ連発に続き、クロアチア戦でのPKストップなど孤軍奮闘の感のあったGKの川口、しかしながらオーストラリア戦での飛び出しの失敗、ブラジル戦での4失点とそれはまるで次々に彼に試練を与えているかのようでした。
とはいえ、これまでこうした試練をバネにして大きくなってきた川口にとっては、GKとして完成された姿を南アフリカの大地でみる事ができるかもしれません。

このユニフォームはワールドカップ予選リーグの対ブラジル戦の際に川口能活が着用していたものです。何かと縁のあるブラジル戦、コンフェデレーションズカップの試合後などは相手GKのジーダなどと談笑するシーンなどがありましたが、ワールドカップという舞台での4失点、しかもジュニーニョ・ペルナンブカーノには「ボールが消えた」と思わせる魔球を叩き込まれているだけに、今回はさすがにそうはいかなかったようです。
レギュラーチームよりも強いとまで言われたブラジルのセカンドチーム、日本代表監督ジーコも彼らの存在を恐れていたように、怒涛の攻撃を展開するセレソンを全身全霊で対峙したその跡がこのユニフォームには残っています。

特にセービングの際に付着した芝生や土の跡はワールドカップの大会パッチの上にもベッタリ。もちろん両腕ともにこのような状態になっています。
中田英寿がピッチに倒れこみ涙した夜、静かにドルトムントの夜空を見つめる川口の姿とのコントラストは、私の胸に突き刺さるワンシーンでした。2010年の南アフリカでの活躍を思い描きながら脱ぎ去ったであろう川口の一着です。
●詳細はBOOTS-ROOMの06ワールドカップ 日本代表No.23川口能活実使用ユニフォームのページでもご覧いただけます。
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