さて、今日はコンフェデの試合もないために完全なオフ、セレソンの面々は今日次ぎなる闘いの場でもあるハノーヴァーへ移動することに、一方我々はアルゼンチン対オーストラリア戦を観戦にニュルベルグに行く予定だった。移動前のブラジルの選手たちはかなりリラックスしていて、友人達と談笑するシーンがいたるところでみられた。
でも、その中でもシシーニョだけは、エレベーターを間違えたのか一般用のほうから登場、本当にその姿は微笑ましかった。そんな彼の下へ歩み寄り「昨日の試合はよかったね」と告げ、プログラムにサインを頂いた。1試合だけでは判断できないものの、今回のカフーの後継者探しの旅はまずこのシシーニョが一歩リードした感じがある。
ブラジル代表ご一行様を乗せたバスが出発するのと時を同じくして我々もチェックアウトをしていると、またまたジョルジーニョと遭遇した。「昨日のシシーニョはあなた似ていましたね」などというたわいもない話をして、「またお会いしましょう」と日本語で再会を約束し、ライプツィヒに別れを告げた。
4時間のドライブの間は私の貴重な睡眠場所になっていたのだが、男同士の2人旅とあってさすがにお互い少しづつストレスを感じ始めていたので、ニュルベングに着いたら日本食を食べようという意見で盛り上がった。
ホテルに行く前に、決勝戦のチケットを手配する為にニュルンベルグのチケットセンターに立ち寄ってみた。今後の展開次第ではすぐにソールドアウトになる可能性もあったために、どうしても早い段階で手に入れておきたかったからだ。しかし、フランクフルト以外ではチケットを買えないらしく、仕方なく引き上げることにした。そんな我々の前を、アルゼンチン代表のバスが通過、残念ながらこの日は非公開で練習風景は見ることができなかったが、明日の試合を楽しみにしておくことにした。
ホテルに到着したのは6時30分頃、到着後早速約束していた日本レストランに向かった。今回選んだのは石原(ISHIHARA)さんというレストランで、金曜日ということもあって席はほぼ満席だった。レストランの中は店員さんのパフォーマンスで感嘆の嵐、向かい合うお客さんとできるだけ会話を楽しむというスタイルで、ヨーロッパ風にアレンジした独特の調理法がうけているようだった。終始笑いの耐えない食事となった。「また、来年ここでお会いしましょう!」と店を後にした。
ホテルに戻りテラスでひと休みしていると、自分たちの横にいる人たちの存在に気付いた。左側にはオーストラリア代表の選手とスタッフが試合前なのにもかかわらずビールをガンガン空にしていた。あまりの勢いの凄さに、ウェイターも店のビールがなくなるのではと、本気で心配していた。また、その奥側ではしんみりと語り合っている集団を発見、シャツの胸にCoca-Colaのロゴが入っているためにアルゼンチン代表の関係者なのは容易に想像ができたが、なんとよく見てみると彼らはアルゼンチンの選手ではないか!サムエル、ソリンなど6人くらい、後頭部しか見ることはできなかったがアイマールもいるようだ。試合前なのに両チームともずいぶんとリラックスしているなと思いつつも、睡魔も襲ってきたので私だけ部屋に戻ることにした。
部屋に戻ろうとエレベーターに乗り込むと、その中にはさっきみたサムエルがいた。彼らしくなく(?)ずいぶんとリラックスいていたのでたまたま持っていたプログラムにサインをしてもらっていると、エレベーターの中に乗り込む集団に押されて身動きが取れない状態になってしまった。先ほどみたメンバーが乗り込んできたのだ。
なんとか体制を整えると目の前にはソリンがいることが分かりサインを、そして右隣のこの頭はアイマール!と分かるとすぐに先ほどのプログラムを差し出していた。(ちなみに今大会のプログラムのアルゼンチン代表のページにはアイマールの写真が載っていない)その為に彼は、「(ボクが)載っていないよ〜」と周りに話しながら、仕方なさそうに集合写真の下にサインをしてくれたのである。グラシアス!
●FIFA コンフェデレーションズカップ ドイツ2005 スターズ&オール 56ゴールズ


